top of page

東京都 東大和市 精神科 ・ 心療内科
こころのクリニック桜ヶ丘
Mental Clinic Sakuragaoka
パニック障害
特徴
突然、強い不安や恐怖感に襲われる「パニック発作」を繰り返す病気です。動悸、息切れ、めまい、発汗、窒息感などの身体症状が急激に現れ、「このまま死んでしまうのでは」という強い恐怖感をともないます。
• パニック発作:特に理由もなく突然、激しい恐怖と身体症状に襲われる
• 予期不安:また発作が起こるのではないかと常に不安になり、外出や人ごみを避けるようになる
• 広場恐怖:電車やエレベーター、トンネルなど発作が起こると逃げられない場所を恐れ、出かけること自体が怖くなる場合もある
主な治療法
• 薬物療法:主に抗うつ薬(SSRIなど)や抗不安薬が用いられ、発作の頻度や強度を抑えます
• 認知行動療法(CBT):パニック発作を引き起こす思考パターンを修正し、少しずつ不安場面に慣れる練習をすることで恐怖感を軽減していきます
• 呼吸法・リラクゼーション法:発作が起こりそうになったとき、あるいは発作時に呼吸を整えてリラックスを促す方法を身につけ、症状を和らげます
マメ知識
• 早期受診の大切さ:パニック障害は適切な治療を行えば改善が期待できるため、「また起きたらどうしよう」と悩まず早めに専門家へ相談しましょう
• 家族や周囲の理解:発作時の対応方法や再発予防について知ってもらい、安心して過ごせる環境づくりが重要です
• 再発を防ぐには:ストレスマネジメントや生活習慣の見直し、服薬・通院の継続が大切です
パニック障害は治療やセルフケアを通じて症状がコントロールできるようになります。まずは専門家に相談し、段階的に不安と向き合っていきましょう。
bottom of page