東京都 東大和市の精神科・心療内科
桜ヶ丘こころのクリニック
〒207-0022 東京都東大和市桜が丘2丁目142−1
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多摩都市モノレール
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統合失調症
特徴
脳内の情報処理がうまくいかなくなり、現実と自分の考えや感情との区別がつきにくくなる病気です。主に「陽性症状(幻覚・妄想など)」と「陰性症状(意欲低下・感情の平板化など)」が見られるのが特徴とされています。
• 陽性症状:幻覚(誰もいないのに声が聞こえるなど)、妄想(周囲の人が自分を害しようとしていると強く信じるなど)が代表的です。
• 陰性症状:意欲の低下、感情が乏しくなる、対人関係が疎遠になるなど、普段できていたことがやりにくくなります。
• 認知機能の変化:集中力や判断力が低下し、日常生活や仕事、学業への影響が出ることがあります。
主な治療法
• 薬物療法:抗精神病薬を中心に処方され、幻覚や妄想などの症状を抑える効果があります。副作用の管理も含め、医師と相談しながら継続することが大切です。
• 心理社会的支援:カウンセリングや認知行動療法などの 心理療法、作業療法やデイケアでの日常生活訓練、就労支援などを組み合わせることで、生活の質を高められます。
• 家族支援:ご家族にも病気への理解やサポート体制づくりが必要です。家族教室や支援団体を通じて情報交換や助け合いを行うことが有効です。
マメ知識
• 早期受診の重要性:初期症状を見過ごさず、早めに受診することで、重症化を防ぎ、安定した生活に戻りやすくなります。
• 再発予防:病気が落ち着いても、医師の指示のもとで治療を継続し、規則正しい生活やストレス対策を行うことが大切です。
• 相談先:心の不調を感じたときや家族の対応に悩んだときは、精神科・心療内科、地域の保健センター、精神保健福祉センターなどへ気軽に相談してください。
統合失調症は適切な治療やサポートで症状が安定し、社会生活を送れるようになる方が多くいます。早めに対処し、専門家との連携を保ちながら、焦らず治療を続けていきましょう。